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リモコンエンジンスターターをホンダN-ONEに取付け【カーメイトTE-W72HG】

寒い日が続くと朝の通勤時に「車の中がもう少し暖かかったら」と思うことがあります。

今までもリモコンエンジンスターターの設置を考えたことがありましたが、N-ONEはイモビライザー装着車であるがために離れた場所でスターターを使いエンジン始動後に車に乗り込んでブレーキを踏むとかけたエンジンが停止し再度STARTボタンを押さなければならないと聞いていたのが購入を踏みとどませる原因になっていました。

N-ONEに選んだのはカーメイトTE-W72HG

出発時にエンジンをかけなおす動作がスマートではなく割に合わないと冬場をやり過ごしてはきましたが、今シーズンは降る雪の量に辟易させられたこともあってかようやくリモコンエンジンスターターの購入に踏み切ったのでした。

TE-W72本体

そして購入したのはCARMATE(カーメイト)のTE-W72HGという製品。箱には「ホンダ用プッシュスタート車専用」すべてが入ったオールインワンパッケージと書いてあります。
本体は「ちょっと大きいかな」という印象です。

ちなみにTE-72HGの「H」はHONDAのHのようです。スズキ用はTE-W72SZ。

TE-W72リモコン表

リモコンは丁度よいサイズです。

TE-W72リモコン裏

購入前に調べたところでは、いわゆる売れ筋モデルでアンサーバックや液晶表示などソコソコな機能は搭載されているとのこと。

TE108ハーネス

こちらは専用ハーネスTE108。

接続コードとHG1とTE440

左からメインユニット接続コード、イモビ付車対応アダプター(HG1)、イモビライザー接続コード(TE440)。

パッケージを開けて驚くのが、使用するハーネスとそれに付属するコネクタの多さです。さすがイモビ装着車。

取り付け作業の前に説明書を読み難所を想定

車への取付け前に、過去の経験から苦戦しそうな場所を予め調べておくことにしましたが、実は他にも準備が必要なことがありました。

純正ナビ装着車はセキュリティーコードを確認

車の電装系をいじるときはバッテリーのマイナス端子を外しましょう。
よく聞きく話ですが、純正ナビ装着車ではマイナス端子を外すと次の起動時にセキュリティーコードの入力を要求される仕様になっているので購入時に渡されたナビのセキュリティーカードで入力するコードを確認しておかなければなりません。

メーカーサイトで車種別配線情報をダウンロード

CARMATEのサイトからホンダエヌワンの車種別配線情報をダウンロードし目を通します。
昔のリモコンエンジンスターターはキーシリンダーのコネクタへ専用ハーネスを割り込ませる方法が主流でしたが、今回はプッシュスタート式、しかもイモビライザー装着の車両ですので違いをチェックします。

付属の取付マニュアルとダウンロードした車種別配線情報をざっと見てみると、ポイントは4つある主要コネクタの接続場所を確かめておけば作業はスムーズに進みそうです。

コネクターの種類と接続先

主なコネクターの接続先はヒューズボックスへ3つとヒューズボックスの下付近へ1つです。
どれも覚えるコネクタの形状はオスの方だけで充分です。オスの方を現状のコネクタに置き換えるのでメスにはその引き抜いた従来接続されていたオスを刺せば良いだけです。

TE108ハーネスのコネクタ

1aと1b

車種別配線情報の2ページ目、TE108の「1a」が黄色と白の配線のコネクタでこれだけヒューズボックス外(ボックスの右下部分)のカプラへ接続し従来の配線に割り込ませます。

「1b」がオレンジ青赤白の配線のコネクタ。

TE440ハーネスのコネクタ

2aと2b

TE440の「2a」は赤が1本だけ入った6線のコネクタ。「2b」が白の配線がやたら多い(24P)コネクタ。

車両への取り付け作業

ハーネスの仕組みについて確認を済ませたら作業に入ります。
取付マニュアルにもある通り最初に作業開始前にバッテリーのマイナス端子を外してから始めます。

なお、パネル類の外し方については当記事では割愛いたします。

作業は自己責任で行いましょう。当サイトを参照されての取付等には一切責任を負いかねます。

「1a」2Pコネクターの取付け

1aの2Pコネクタの接続場所

最初に黄色と白の線がある2Pコネクタの接続場所ですが、これはヒューズボックスの下側右奥に差し込みます。黄色と緑の線が入ったコネクタを引き外しこちらにハーネスを割り込ませます。

「1b」4Pコネクターの取付け

1bの4Pコネクタを差し込む場所

「1b」のコネクタはヒューズボックスの裏側(表から見て右から3番目)の緑のカプラーを外し4Pコネクタを割り込ませます。

この場所はヒューズボックスを手前に引き出して作業する必要があります。ボックスの左のネジと写真上部左に見えるネジ穴に入っているネジの2本を外しますが右側はネジ止めではなく下の写真の部分に爪があります。

ニューズボックスのツメ

わかりづらいですが矢印の部分にマイナスドライバなどを刺してひっかけてあるツメを浮かす(金属と樹脂の間に入れて車内側へ樹脂を押す)と手前に引けます。

「2a」6Pコネクターの取付け

2aの6Pを差し込む場所

6Pコネクタを差し込む矢印の場所は空きになっていたのでそのまま差込こんでます。ここだけ既存のコネクタをメス側に差しなおす必要がありません。

「2a」24Pコネクターの取付け

2bの24Pの接続場所

6Pコネクタを差し込んだ下あたりに位置します。こちらに残りの24Pコネクタを割り込ませます。

アース端子の接続

アース端子はヒューズボックスの固定ネジを利用して取り付けています。推奨される場所には既にECTとドライブレコーダーで使用しているので別な場所を使用しました。

フットブレーキの配線をする

フットブレーキ配線

フットブレーキの配線は写真中央に見える4Pコネクタからの赤線を利用して繋ぎます。ブレーキを踏むとこちらに電流が流れます。

この配線を省略すれば、発進の際にブレーキを踏んでもエンジンが止まらないのかと思っていたら、接続を怠るとリモコンにエラーが出ます。
ちなみにエヌワンではP/N検出ができないのでこの手順は必須になります。

専用ハーネスとイモビ接続コードを繋ぐ

ハーネスとイモビコードの接続

車内だと分かりづらいので屋内で予め撮った写真です。
このようにTE108とTE440をコネクタでつなぎます(オレンジと紫の配線)。

本体の設置

スタータ本体を固定

大き目の本体は取り付け場所に悩みましたがTE-108ハーネスを伸ばし切ったハンドル下部分へタイラップで固定することにしました。太めのタイラップは1本しか付属しないので1本追加し2本で固定しています。

イモビ対応アダプタの固定

イモビ付車対応アダプターはヒューズボックスの点検口を開けたところに固定しましています。LEDの確認ができませんができませんが蓋を閉じてしまうと見えませんのでスッキリします(そうそうエラーや詳細な設定はないかと…いざとなったら鏡でも使います)。

完了後に試運転

配線作業が終了し接続忘れや緩みがないことを確認したらバッテリーのマイナス端子を元に戻し試運転を実施します。

エンジン始動後の液晶表示

リモコンを操作しエンジンが正常に始動すれば、アイドリングの残り時間と室内温度が表示されます。 その後アイドリング中に中央の黒いボタンを押すと残時間と室温のほかにバッテリー電圧も確認可能です。写真は取付後に少し走行してきたので20℃の表示になっています。

以上がN-ONEでのリモコンエンジンスターターの取付け作業ですが、パネル取り外しや配線の取り回しに要した時間など慣れない部分でかなりの時間を要しました。
事前の予想に大きく反して3時間以上はかかっています。

この手のDIYは作業後にもう二度とやりたくないと思うものですが今回も懲りずに目的を達成できました。
面白がって無駄なアイドリングが増えないように注意しなくてはなりません。

【エンジンスタータ関連】

エンジンスターターの注意書きをボンネット内に貼る